ニュークックチルの導入により、これまで大量調理で課題とされてきた
「食の安全性」と「調理の効率化」を同時に解決。
加熱調理から提供までの工程を温度と時間でしっかり管理することで、作業を効率化し、
より安全で満足度の高い食事を提供することが可能になりました。
材料を下処理し、加熱調理した後0〜3℃まで急速冷却してからチルド保存。
そのままチルド状態で盛り付け作業を行い、再度チルド保存。食べる前に再び温めなおす調理方法です。
この「ニュークックチル」では加熱調理してから5日間の冷却保管が可能で、1日を通して計画的に調理を行うことができます。
急速冷却するため、作りたての美味しさもそのままに保存することができます。
チルド状態の盛付けは手袋を着用した手でおこなえるので、トングや箸を使うよりもスピーディー。作業時のヤケドの心配もなく、衛生的で安全な食事を提供できます。
最終工程の盛付けを事前におこなえるため、提供前の必要人員を最小限に抑えられます。時間と人員に余裕ができるため、その他のサービス向上に繋がります。
朝食の準備を前日の夜に済ませることで、スタッフの早朝業務に余裕が生まれ、より細やかなサービスの提供が可能となります。
配膳時間直前に加熱し、適温の状態の美味しい食事を患者様に楽しんでいただくことができます。
適切な温度管理に加え、盛付けをチルド状態でおこなうので、食中毒菌の増殖などの二次汚染のリスクが下がります。
配膳時間直前に加熱するため、大量調理施設マニュアルにある「調理後２時間以内の喫食」をより確実に実施できます。
ニュークックチルは、芯温75℃／１分の加熱調理から、芯温3℃のチルド状態で食事を管理します。この行程により、可能な限り菌が繁殖する時間帯をゼロに近づけ、チルド状態にすることで調理後の食事の美味しさを損なうことなく、「安全」と「美味しさ」、そして「栄養」を提供し、明日のリハビリのエネルギーとして患者様の入院生活を支えます。
わたしたちの合理的な設備設計により、
清潔区域・準清潔区域・汚染区域に分けるなど、環境の向上をはかっています。
また、一括した最新調理システムにより、効率的な食事の提供ができるように構成されています。
調理 → 冷却 → チルド保存 → 盛付け → チルド保存 → トレーメーク → 再加熱 → 配膳
食品の基本は「安全」です。徹底して衛生管理、品質管理の手法を検証・確立し、HACCP（製造工程の管理）により徹底した衛生管理のもと、安全・安心してお召し上がりいただけます。
